「確かめる力」

最近クラスを教えていて思う事。
「確かめる力」。

これを身につけている生徒さんは早く上達するなと、、、

例えば私が「もう少しこんな感じで動いてみて下さい」と言ったとします。
それをそれぞれの生徒さんは色々な解釈で反応するのですが、
ある人は鏡を見ながら出来てるかな?とチェック。
ある人はイメージし、自分の体の感覚や呼吸、間を意識。そしてなおかつ先生や仲間の反応をみる。
ある人はこうでしょ!とやってみるが確かめない。。。でもこれが能天気で一番楽しいかったりします。
ある人は「はい」と言うけど動かない。いつかやる、、、みたいに。

どの人が上達が早いかおわかりですよね。

上達が早い方が、早く出来る方が良いのです。だって人生のうちで上手に踊れる時間が長いほうが幸せだし楽しい。他人からも認められます。
それに何より、物事を深く考える、行動するということは色々な意味で力になります。

「確かめる力」(疑う力)を持っていれば出来てないことを自分一人で何度も何度も練習出来るし、そのうち先生の力もいらなくなるのです。

私の先生も「一刻も早く出来るようになりなさい!」が口癖でした。

企業で作った物だって「確かめた物」しか売っていません。ダンスだから「私は趣味だから」確かめないで舞台に乗るなんて、お客様には失礼です。

「確かめる力」を持った、そんな生徒さんを見ると、私はもっともっとその人に提案したくなります。
そしてそんな人間関係や信頼関係がより良いダンスを産むのだと思います。

周りを巻き込む「確かめる力」(疑う力)を持った人になーれ!

[Posted by kumiko at 2012年12月1日]