LAVINIA`S LIVEが終わり、1週間が経ちました。
絵画をモチーフにしたパフォーマンス。
笑いあり寂しさありの、大人のシュールな舞台でした。
今回主宰ではなかったのでtant-tanzの舞台ほど消耗しなかったが、
ダンスだけではないので、未開発の神経を使い大変で楽しかった!
うん、楽しかったが正しいかも・・・
今まで「顔の表情を無理やりつけるのはガンサー。クールににじみ出るのがダンサー。」
と信じ20数年・・・
しかしリハーサル中、共演の芸達者な役者さんを盗み見ていると、
エネルギーが頭部に集中し、顔の筋肉を駆使している。それが笑いを誘う。
うーんなるほど。
身体のラインを隠した衣装、身体の動きを制約されたパフォーマンスの中
「これはいかん・・・」と。
まだまだですが、お陰で今まで感じたことの無い感覚の舞台上でした。
そう。どんどん新しいことやらねば。
LAVINIA`S LIVE中は「女優」扱いでしたから!うふふ・・
そもそもダンサー柳下だけより素敵なパフォーマーにならなくてはね。
ダンスももちろん沢山ありました。
共演の方のなかには「ベネチアも水没する!」とばかりの大汗の人もいましたが、
私は1滴も汗をかきませんでした・・・
これだけはやはり動きなれてるのねと我ながら誉める。
・・・いや一生懸命踊ったんだよ!!
共演の方々は素敵な方ばかりで、皆!ほんとにありがとーー!!
ところで舞台のお知らせ(DM)を毎回何十通と知り合いに送る苦労が
あるわけですが、
そんな中、毎回楽しみにしてくれる方が、「今回は何々で行けない、残念。」
と連絡くれることがある。
これだけでも感謝なのだが、なかには心に残る連絡も。
「夫が介護が必要になってしまった。行けない、残念!ご成功お祈りしています。」
「長年願っていた夢が叶いました。柳下さんに伝えたくて。舞台お疲れ様でした!」
などなど。その人の状況がわかったりする。
DM送って「あーあ、また今回もこの人来てくれない」ばかりではなく、
私の活動をかげながら応援、そして私の舞台を見る事無く、
DMによって元気になる人もいるということもあるのかと知りました。
そんなのを「しあわせ」というんだろうか・・・
[Posted by kumiko at 2008年12月29日]