11/14(金)にボブ・フォッシーの弟子である、ダイアン・ローレンソンさんのワークショップを受けてきました。場所は新宿マイスタジオ。
ボブ・フォッシーといえば1950年~1980年代にNYのミュージカルで活躍した演出、振付家です。私の亡き恩師コーラ先生もボブ・フォッシーを大好きだったので、自然と真似するダンス人生でした。
7回のWSでショウイングも、という内容のWSでしたが、私は股関節の事もあるし1回のみ受講。ヒールだしね。
先生のダイアンはチャーミングで、細かく指示ししゃべり続けるパワフルな方でした。
見本が「あ、ミュージカルで見たあの姿だ」とワクワクするものでした。
今までずっとフォッシースタイルを真似してきましたが甘かった、、とWSが始まって10分で感じました。そこまでひねるか!そこまで伸ばすのか!きつい!!、、そんな感じです。
若い受講者達の一番後ろで覗きながら受講していましたが、先生は隅々まで見に来て「もっとこう!」と激が飛んでくるので気を抜けません。
そんな中、私は皆さんの前で名前を聞かれ、なんと「You gorgeous!」と褒めて頂きました。この体験は大きな自信となりました!間違ってなかったな、と。
ただ、しっかりと確実に伸びて細かい所を気を付けて動き続けると、体力消耗が激しい。
ワークショップ最後の方は、体がしびれて動かない体験をしました。
歳ですね。。しかし、股関節のこともありますし、体力付けるほど動いてはいけないとセーブ。
古くて残っているもの、そして感動させるためには型がしっかりしている。簡単にはいかないのです。
そして次の日11/15(土)は、ビートニックスタジオでお世話になっている川崎悦子先生に声をかけて頂き、即興大会に飛び入り。
渋谷の元ジャンジャンの、今はライブハウスのような空間のクラシックスと言う所。
コンテンポラリーの武元賀寿子さん主催で、最近はこのイベントをコンスタントに続けていらっしゃる様です。
声をかけて頂いた日から、本番は3日後とのことでした。
急いで振りを作りました、が、作らなきゃ良かった。
当日は19:30開演。ドキドキしながら17:00頃会場へ行きました。
ピアノの清水さんと悦子先生、大前さん、私、そしてお手伝いのわたくみさんと和中さん、のみ。
その他の方、特に武元さんは18:30頃いらっしゃって「この順番で。。。」などなどしゃべるのみ。
椅子を並べてあらあらもう開場。・・・場当たりも何にもやってないのにお客さんがぁ~・・・マジですか。
トップバッターは武元さんの即興。圧巻です。
次次と進み私の番。もう、まな板の鯉でした。
共演者を見ていると、その小さな空間の色々なものを素材として動いているようでした。皆さん、流石!同じジャズ出身の悦子先生も「ジャズだし、困る」と言いながら堂々たる姿。
お客様の中には今が旬の有名な某ダンサーもちらほら。その人達をも、ほれ踊れ!と舞台に乗せてしまう武元さん。
嗚呼ぁぁ、、エキサイティングな夜でした。
決まり事がしっかりあるフォッシー振りのワークショップと、何でもありの即興大会。
気持ちと体の切り替えが両極端な2日間でした。
でも、言えることは両方共、人の繋がりだな〜と。。。楽しいな。
追伸。
フォッシーワークショップのショウイングは2日後に新宿村スタジオで行われ、観に参りましたが、とてもパワフルでした。
[Posted by kumiko at 2014年11月19日]