「懐かしい人と」

2013_12_18昨日、20年前銀座ショウガールで踊っていた頃のショウの大先輩、三津子さんと悦子さんと食事をしました。
というか、ご馳走になりました!三津子さんは今、新宿村スタジオの重役さんです。
この12月に社長の松本さんとその他のスタッフさんと共に、新宿村スタジオを立派にリニューアルオープンしました。

 

食事中は昔話やリニューアルオープンの苦労話(大半が松本社長が少し変った方なのでその苦労話や、消防法の話など)でした。
なかなか興味深い!

 

昨日、20年ぶりでショウガールの常連さんだった松本社長とちょこっと立ち話をしました。

挨拶もそこそこ、いきなり私の股関節手術のことついて聞かれる、、、

質問は「医者は痛みのとれない患者についてどう考えているのか?人工股関節の構造はどんなものか?」でした。
とてもとても数学的で物理学的、、、
なぜそんな人がレンタルスタジオ業??

 

社長は御年80歳、相変わらず私の後頭部辺りに目の焦点を合わせている、ドクター中松みたいな感じ。。。
20年前はこの社長の話がちんぷんかんぷんでした。やっと対等(?)にお話が出来て、歳を重ねた嬉しさを噛み締めました。

 

新宿村スタジオは元々「日劇ダンサーが稽古場にこまってるから、先代の松本鉄工所のすみを稽古場に改装して貸出していた」そうです。

 

所で、新宿村は来年1月に新宿村liveという劇場をオープンするにあたり、レンタルスタジオの常連さんを招待してお披露目ショウをするそうです。
と言うことで、何故か私にお話が回ってきました。
体も調子良くなって来たので「よっしゃー!」とお受けしました。

 

しかし新宿村にはその道で長けた、今をときめく舞台人が出入りしまくっています。
何年もご無沙汰している私になぜ??
ありがたいけど。

 

私が「目の肥えたお客様ばかりで、頑張りがいがありますが、緊張もします」と言うと、「何言ってんの?あの頃のショウガールのお客様は殆どが目の肥えた日本を代表する人達だったのよ!その人達を相手に納得した踊りやってたんだから、なんてことないのよ!」と言われました。

 

「あ!そうか!そうだった、、、」なんか愕然と言うか、納得というか。今頃わかりました。
いわゆるセレブ相手にショウを見せていたのだと納得。そうです、ショウチャージは1万円くらいでした。

1万円て!日本人の30分のショウに今払う人いる?

若い時は怖いものなしだった。物を知らな過ぎました。今頃お客さんの質を知るなんて!

 

そんなお客様の前で緊張一つせず踊りまくっていました。
わかっていたけどわかっていなかった。
若いって怖い。

 

そんなこんなでしゃぶしゃぶ屋で4時間、あっと言う間でした。

 

ダンサーの皆さま、良いショウにしましょう。

[Posted by kumiko at 2013年12月19日]