自分の本舞台は夏あたりなんて決めてます。何故か?夏生まれでその頃は妙にテンションが上がるから。
なので今の時期は充電期間、一人作戦会議中なのであるが、外部の指導させて頂いている所は軒並み発表会シーズンである。
小金井公園のお月見のつどいに始まり、今日は柏オークスベストコンディションクラブという所の発表会。
主婦中心のカルチャークラス。もう何十年も踊ってる方も。照れて笑えない方もいましたがそれぞれの方なりに成功でした。
今月初めは狛江市民ミュージカルcoco〜という所の公演だった。
coco〜は昨年も今年も生バンドでおまけに800人も入るホールでの公演であった。
主催者が主婦中心でパワフルだ。
私では「そんな規模、生バンド?絶対無理!!」と考えもしないことをやってのける。おまけにお客様に感動の涙まであげるグループだ。
人を感動させる…に対して考えてみると、その道のプロは計算しつくすが(私もだんだんわかって来つつある…?)、素人さんは無心で頑張るしかない。その姿はまるで赤ちゃんの初歩きのように危なっかしい。
しかし劇場というのは不思議で、あの限られた空間にお客様を縛りつけ(?知り合いだから、や多少お金払ったから)危なっかしい歩き方を見守ってもらうこととなる。そのうちお客さんは「頑張れ!」という気持ちになり最後はもうこちらの空気に乗ってくれるのである。
私も長い間そんなバランスで舞台に立ち、お客様に可愛がられて来た気がする。
やっとわかって来た頃は身体が衰えつつあるのが、ダンサーの悲しきかな…
所で、今年は読書やDVDを沢山見ようなんて思っています。
宮崎監督のぽにょが出た頃、「まだトトロ見てない、所沢出身なのに」と地元TSUTAYAに借りに行ったが、もう3、4回レンタル中。
昨日「今日こそトトロ」と意気込み直行すると、目の前で3才位の女の子がお母さんと一緒に「今日はトトロね」「トトロー!」と最後のケースからDVDを抜いていた、、、
代わりに「earth」を悲しく借りました。…
白熊が北極の溶けゆく氷の上で狩りも出来ず、海に落ちて行く。踏んでも踏んでも氷は割れる。
多分溺れ死んでしまったのでしょう。「ウオー」という鳴き声が耳に残りました。
これは事実だ。踊ってる場合なのか?どうすれば?と考えさせられる。
もっと早く見れば良かった。
写真は私のお出かけ支度を見守る、ふて寝の我が家の愛犬デメラちゃん。
[Posted by kumiko at 2008年11月15日]