6月の股関節の手術を受け5ヶ月です。
長年患ってきたので、筋力が落ち、偏り、まだ歩行などがカッタンカッタンとなんとなくずれますが、回復の兆しも見えつつあります。
それもお世話になっている加圧トレーニングの井口先生、気にかけて下さる執刀の内田先生、その他励まして下さる身近にいる皆さんのお蔭です。
まだ長時間の買い物などはたまに杖ついたりしますが、そのお蔭で色々なことを見る目が変わり身体のこともより勉強しています。
そういえば松葉杖の時は手のひらに豆出来たっけなー。
それ思うとホントよくなってきた。
良く見ると世の中には杖を付いた人が沢山います。街中どこにも。
この人達は皆100%痛みを感じているんだなーと。
1歩ごとに激痛の人、チクチクと刺す様な痛みの人。
やっとの思いで外出しているのだな、と。
私もまだその中の一人。
先日、年末パフォーマンスの会場代金を払いに荻窪へ出かけました。
私の通っていたダンススタジオ Express があった駅で、懐かしく駅前を眺めながら「変わっちゃったねータウンセブン」なんてスタジオのダンサーちずこちゃんと言っていると、
杖をついたおじいさんがもう近くまで迫っていました。
よけつつ通り過ぎる時、その杖が私の脚にカツンとかなりの衝撃!
!!!咄嗟に私は「何するんですか!?」怒鳴っていました。
だってぶつからないようによけたはずなのに。
おじいさんは「叩いてない」と。
そんなはずは無いと、肩までつかんで離さない私。
問い詰めたら「杖をついた人の近くはよけるもんだ」と・・・。
このおじいさんはもう何年もやっとの思いで歩いていて「お願いだからよけてくれー」と思う事何百回なのかも知れません。他人に暴力振るうくらい。
この日は帰りも事件に出くわした。
満員ギュウギュウの中央線、シルバーシートに携帯打つ高校男子。
目の前には杖持つ夫人と赤ちゃん抱っこの女性。
杖のかなり脚悪そうな年配女性が高校生に「ここはどういうシートなの?」と。
高校生はとたんに寝た振り!!ヒョエー!!
目の前の年配の女性達が一斉に高校生を非難轟々。
「まったくねー寝た振りしたってだめよねーえ。」「そうよそうよ!」と大騒ぎになってしまった・・・
1分後、彼はたまらず違う車両に逃げて行きました。
ちなみに私は折りたたみ杖を目の前に持ち、ちゃっかり隣に座っておりました。
脚が元気な方へ!
シルバーシートで寝るのはやめましょう。
杖をついた人の近くはよけましょう。
♯kokansetu
[Posted by kumiko at 2010年10月22日]