「本番3週間前」

ダンスコレクション4のリハーサルは順調に進んでおります。

 

先日の日曜は衣装パレードをしました。
なんてったって3週間前ですからね。日曜にしかリハーサルに来られない昼間お仕事組の方は、スタジオでの全体練習は残る所2回しかありません。ひょえーーー!
もちろん各作品で個々には練習が入っている方もいらっしゃいますが。

 

まだ私が縫い終わっていない衣装は数枚残っていますが、だいたいはお渡しし、踊ってもはだけないようにとか、綺麗に見えるように、など安全ピンで細工しながら各自鏡を確認しながら踊っていただきました。

 

うちのスタジオには数名、昔プロとして踊っていた方や舞台人だった方がいらっしゃいます。
先日日曜の最後の通し稽古は、やはり舞台に慣れている人が強いな!と思いました。
振付けを踊るには邪魔になるヒラヒラした衣装を、そつなく逆に映えるように振り回して魅せてくれました。

本番はもっと違うんだろうな。残念ながら今回私は本番中に客席にいないので見られませんが。

 

そこで、あまり舞台に慣れていない出演者の方へ。↓
舞台に立つと言うことは、全て見えてしまいます。踊るというのは振付の殻をかぶった嘘の姿ではありません。逆です。
普段のレッスンの成果を発表するのが今回の発表会の目的ですが、振付けを上手に踊り表現をする以外にも、衣装の扱いや着こなし、共演者仲間とのコミュニケーションがうまく出来ているか、振付をこなすことで精一杯では無く余裕があり周りが見えているか、などもお客様にはわかってしまいます。
「いかに心がこもっている姿か」と私は考えています。
あと3週間のリハーサルで精いっぱい体を動かして、仲間との距離を把握し、本番舞台では余裕を持って踊りたいものですね。

 

それと、本番までの体調管理も大切に!

 

今回、水曜ジャズ中級を受けているアダルトチームは、毎週のようにレッスン前に自主練習していて、通しリハーサルではニコニコ踊っていて、他の仲間から拍手をもらっていました。
その姿が本番客席からの反応になるのでは、と思いながら前から見させて頂いています。

練習は大切です。でも本番では照明が付き、空間の広さも全然違う、お客様の連れてきた赤ちゃんが泣くかもしれません。
目線が変わり足がフラフラしたりします。強い心で残りのリハーサルを過ごして下さい。

 

今回私は脚の手術後1年なので、1曲のみ踊ってみます。

明後日12日で手術から1年、そう生き返ってから1年が経ちます。

ダンスコレクションvol4  6/29(日)開演18:30~ 公演情報はこちら

 

 

[Posted by kumiko at 2014年06月10日]