「豊橋へ向けて」

本日、全員での通し稽古最終日でした。
ダンサー達は少しづつ個々の魅力を増して来てくれています。

 

舞台の練習は繊細です。
ほんのちょっとの思いで良くなり、ほんのちょっと気の緩みで違う方向に行ってしまう。

 

今回の私のテーマは「気付いていること」これをテーマにやってきました。
自分自身にも、出演者たちにも。

 

果たして、ほんのちょっとの思いを持って踊って居るのか?当たり前の気持ちが無いまま踊ってしまう事は結構あって、果たしてそれに気づいているのか?
周りの変化に気付き、自分が何を感じているのか気付いている。

 

それが本当に難しい。。
でも少しづつ登っている様に思います。
あと数日ありますから、あきらめません。

 

しかしそんなテーマがあったのに、3週間前、自転車から落ちて歯を沢山折ってしまうというアクシデントに会いました。
幸い顔の傷も1週間ほどで綺麗になり、事故当日は日曜日だったにも拘わらず、奇跡的にお医者様が休日出勤して下さり歯を綺麗に戻して頂けました。
なんて運が良いのでしょうか。
身体はどこも怪我がなく、不幸中の幸いでした。は~・・・良かった。

 

今回の作品の内半分は、芳賀一之さんに特別に作曲して頂きました。
彼はいつも最後まで進み続ける人なので、残り数日、楽しみです。

 

一緒に踊る鈴木陽平さんと、Bullet の皆さんは、究極に動ける人達です。
先日の通し稽古でご一緒した時は、じーっと見入ってしまいました。
セクシーで、たまにホッとする場面もあって、良いチームの雰囲気を感じます。
陽平君の人柄なんでしょうね。
そうそう、陽平君はExpress時代の後輩。踊りも勿論ダントツに変わりましたが、こんな良いダンサー達を引っ張っているなんて、人としても成長したんだなーと感じ、私も頑張らないとと思いました。

 

今回の企画を立ち上げてくれたのは、原田直輝君。
最近htmという会社を立ち上げたそうです。
彼の気持ちに答えたい、それが今回のパワーの源になっていることは確かです。

 

今週の金曜には豊橋へ参ります。
豊橋の方々、そして関東からわざわざ起こし頂く方々に楽しんで頂けますように。

 

公演の詳細はこちらへ。

 

 

[Posted by kumiko at 2017年05月8日]