心の扉が開く瞬間。

昨日は股関節の定期検診へ行って来ました。

術後8ヵ月。調子良い日も悪い日もあるが、、、、

しかしなぜか検診へ行くと必ず最悪のコンディションとなる。

私はいつも用心のため杖を常備して外出しているのだが、検診帰りは杖無しでは歩けなくなってしまうのである。

あの歩けなくなる体験は本当に自分の心が傷つく。

昨日も同じ股関節疾患の患者さんに「痛そうな歩き方ね」と言われてプチショック。

病院へ行く=病人

自分で認めた行動だからだろうか?

 

昨日、10月公演の音楽打ち合わせでかずさんと会ったのだが、彼は最近自動車教習所へ通っている。

その時の講習で「母子で交通事故、母軽傷、子内蔵破裂や死亡の場合は、母親にその場で子が内蔵破裂や死亡になったと伝えてはならない。何故なら軽傷の母がその情報を知った途端内蔵破裂や死亡する場合がある」と習ったと言っていた。
これ本当の話で教科書に書いてあるらしい。2人して関心し、人間の心理は奥深いと思った。

心が何らかのショックで開いて、本当にその状態に自分自身でしてしまうのだろうか?

私の場合、病院へ行き私の体にメスを入れて頂いた信頼する先生に会う度に心の扉が開き「私は病人モード」に一気に陥ってしまうのではないか?もう病院へ行くのはやめるべきなのか?

 

心の扉に関して、ダンスの習得時もこれは言えると思う。

「このテクニックを絶対身につけたい」「この先生(この人)の前では素敵に踊りたい」「こんな風に舞台に立ちたい」と本当に本気で何年も思い続け、これが心の扉を開けるのと同じ状態だと思う。

心を開けないと、本気ではないと、人生をかけないと出来ないと思う。

よく「趣味でダンス」とはいうが、趣味でダンスは出来ない。汗をかいて体が元気になり見栄えが良くなるだけだ。

 

本気で恥をかき、本気で心の扉を開け他人とコミュニケーションととり、本気で舞台に立とうとしないと、

「人前に出て良い人間」にはなれないと思うこの頃である。

逆に考えると「恥をかく」という体験はショック状態を作り、一気にダンス向上にもつながるかもしれない。

 

私の股関節疾患のショック状態はどうやって作り、快方へと導けるのか?

もう既に毎日ショック状態なんですけど。。。。ショックが多すぎるのはだめなのかしら。自分が一番わからんのである。

[Posted by kumiko at 2012年06月24日]