「当たり前の事を書いてみました。生徒の皆様へ。」

当たり前の事ですが、少しだけ。

 

ダンスレッスンは、
週1回で現状維持
週2回でなだらかに上達し始め
週3回以上で自分自身がどうしたいのか分かるようになってきます。

 

これらは、私が今までダンスを教えさせて頂いた平均的な人達がそうだったという事です。
身体(筋肉や神経)というのは、だいたい3日で元に戻るのが通常の人です。
1週間に1度ですと、また1からになります。勿論頭では覚えているでしょう。しかし身体に入って初めて「身に着く」という事なのです。ご自身が「ダンスとどう向き合って行きたいか」によって、頻度を見なおしてみるのも良いと思います。

 

そして、いつも同じ先生のレッスンを受けることは1つの事を身に付けるには良い事ですが、たまに違う先生のレッスンを受けると違った目線になり、新しい可能性が見えてくることもあります。今の時代「他のレッスンを受けてはいけない!」というスタジオは少なくなりました。地方はまだ別のようですが。
安心、安定は止まる事です。ダンスは自己表現です、ずっと変化して行きたいですね。

 

それから、「出来たつもり」と「出来ている」は違います。「出来ています、出来ていませんね」と判断するのは私(講師)の仕事です。「やっている(つもり)のに注意される」方は出来ていません。また、この前出来たから今日も出来ているとは限らないのです。今日は声が出にくいとか身体が固いな、というのと同じです。とてもデリケートな事なのです。

 

ご自分で動きを鏡やビデオで確認し「出来ている」と思っても、「出来ていない」と言われた場合、目が悪い(ダンスを見極める目)場合や、音楽を聴く能力不足もあります。
「ダンスを見極める目」や「正しく音楽を聴く能力」というのは誰でも持っている能力ではありません。その能力も身に付けると楽しくなります。そのために良いダンスを観る機会をつくりましょう!

 

それらを身に付け、鏡やビデオで確認し「出来ている」のに「出来ていない」と言われた場合、価値観が違って来てその先生のレッスンはご自分には必要無くなりつつあるのかも知れません。
それはダンスが上達した証かもしれません。次のステップアップの段階です。色々なチャレンジをしましょう!
生徒が先生の価値観を変える事はほぼ不可能です。他の先生の元へ行くか、自分で何かを始めましょう。

 

でも、講師も止まって居る事はないのです。講師も日々変わって行きます。そしてダンスも日々進化しています。一緒に切磋琢磨していきたいですね。

 

 

[Posted by kumiko at 2015年11月26日]