こんにちは。タントタンツスタジオ代表の柳下です。
先日、怪我を押しながらも舞台に上がったという当スタジオの会員さんからMailを頂きました。
やりとりをする中で気付きがあったので、こちらに載せます。
彼女にとって怪我をしながら舞台に立つのは、つらいけれども良い経験となったようでした。
観客の皆さんには「足が痛いなんて全然わからなかった、上品に落ち着いて踊っていましたよ」とほめて頂いたそうです。
私も怪我をしながら舞台に立ち「わからなかった」と聞き、ほっとした記憶がありますが、その苦しさと達成感はとてもよくわかりました。
でも、その辛さを長く続けるとダンスを身体が拒否し始め、心も病んでしまう経験もしていますので、もう怪我はしたくないと誓ったものです。
この先ずっと怪我は最小限にして楽しくダンスして行きたいと思っています。
日々「怪我をしないで踊る!」が第一優先くらいに考えています。
この先彼女に伝えたこと、そして今思うことです。
今回、彼女は怪我を、顔や上半身の表現で隠せたと思います。
それはそれでとても良い経験ですし、一つのスキルになったと思います。
しかし、本来ダンスは心と体が楽しいから表現になると私は思っています。
表現には
・操作する(○○みたいに)面
・自然に出てくる面(にじみ出る)
2種類があると思っています。
一般的にジャズダンスの表現というと「何かみたいになる」と言うことを指すと思います。
自然に出てくる表現は身体が喜んでいればそれが、怪我をしていたらひそかに苦しさがお客様に伝わると思っています。
子供の素直で無邪気な存在、嬉しさであったり、悲しさであったりがそうですよね。
「怪我をしていても頑張らなければ」という気持は、観客にはその強い意志が伝わる。
それは、意図しない表現になっている可能性もあるかも知れません。
「〇〇みたいになって踊る」=操作する表現、これは後天的にダンススタジオで学んだり動画や舞台を観て憧れの対処を真似をすることです。
自然にでる表現(にじみ出る)=居方 と私がよく言っているのですが、その人自身が見える事、それも表現です。
その人自身の自然の姿が人を引きつけるのはとても難しいですね。
私はダンスを何十年もやっているので、今はこれを目指したいと思っています。
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[Posted by kumiko at 2024年11月14日]