2/27 日テレの「行列の出来る法律相談所」という番組に名倉加代子先生が出演していた。
私の知る限りでは、昔はスタジオNO,1ダンサーズなどでずっと歌手のバックダンサー、その後は、振付家として有名なミュージカルや宝塚などを手掛けてきた。
そして名倉加代子ジャズダンススタジオを立ち上げた方である。
私が初めてダンス習ったのが、この先生の所である。
カンパニーで1年位在籍したのだが、
名倉先生は私に
「あなたは腕が短いのだから工夫して動きなさい」とだけ注意をしてくれた覚えがある。
初仕事(新宿コマ八代亜紀特別公演)をもらった私は緊張のあまり振りを覚えられず、
楽譜でパーンと頭殴られたっけな・・・
先生は覚えていらっしゃらないとは思いますが。
今思うに、脚は短いけど腕・・・・短いかしら私?
きっと言って頂いたお蔭で少しは長く使えるようになったと思います^_^;
話しは戻り、
番組の企画で「この人に会いたい」というのがあり、歌手のMAXのナナさんが「すごい振付師がいる」
と、名倉先生を番組が呼んだ。
颯爽と登場した御歳70の名倉先生は明るくきらきらしていて
「私は39歳でテレビはやめました。やはりきれいでないとテレビはね・・・
でも舞台はこれからも挑戦したい」と。
しかしその約束を破り30年ぶりにテレビで踊るとのこと。
ここで司会の島田紳助さんが
「では出来ることはしましょう。カメラさん引きで。そして視聴者の皆さんはアナログでご覧ください」
と間髪いれずに言っていて笑った。
黒いソフト帽に黒のパンタロンの先生は2人の教え子を従え、大股で切れ良く踊った。
最近亡くなった我恩師、コーラ先生も名倉先生に習っていたので、なんだか踊りが似ていて思いだした。特に背筋が通っている所が似ている。
70であんなに踊れるのかー、すごい!!
名倉先生の後で踊っていたレイ子先生は63歳とばらされていた。
レイ子先生もきれいだったー、お元気そう。
何だか私も頑張ろうと思った。
それともう一つやる気になった事。
私は柏のオークスというスポーツクラブでジャズダンスを教えさせて頂いているのだが、
先日社長に久々にお会いした。
股関節手術後2回目。
1度目は手術後3カ月目。「おーひどいなその歩き方は。お客様の前でそんな歩き方はするな」
と怒られてしまった。。。
そんな、、、ひどい、これが必死な歩き方なのに。
そのうち首になっちゃうかも。
2度目。「ひどい歩き方だなー、女忘れてる!!昨日野球の講習行って来てな、陸上選手は自然と床をちゃんと押して歩いてグングン進む・・・・・・・・・(省略)歩き方考えてるのか。ひどい!女忘れてる!」
と散々だった。
しかし私は「1日中考えてます!!!!」と言いきった。
だってそうだから。ちっくしょー。
でもよく良く話し聞いたら、1回目に会った時より歩き方は良くなっていたそうだ。
3回目会った時はほめらるよう、がんばります。
こんなにはっきり言ってくれる人もいないもんね。
自分ひとりでスタジオやってると、なかなかはっきりした事を言ってくれる人も減ってしまう。
こんな時こそやる気になった。
痛い目に会うのもいいもんだ。
#hipjoint
[Posted by kumiko at 2011年03月2日]